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退職の手続きで何が必要か。
空白期間があるかどうかで変わります

退職のとき、何をもらって何を返すのか。保険や年金はどうなるのか。はじめての転職だと分かりにくい部分です。ただ、次の会社にすぐ入るかどうかで、やることが大きく変わります。

この記事では、受け取る書類、返却するもの、保険と年金の扱いを整理します。細かい条件は人によって違うため、確認先も併せて示します。

読了8分はじめての転職向け確認先つき
先に結論

退職日の翌日に次の会社に入るかで分かれます。

退職して間を空けずに次の会社へ入る場合、保険や年金の手続きは新しい会社が進めてくれます。自分でやることは、書類を受け取って提出するくらいです。

一方、間が空く場合は、健康保険と年金を自分で切り替える必要があります。期限がある手続きもあるため、退職前に流れを知っておくと慌てずに済みます。

この記事で言う空白期間とは:退職日の翌日から次の会社に入るまでの、どこにも所属していない期間のことです。
1
書類を受け取る次の会社や役所で使うものがあります。もらい忘れると後で困ります。
2
返すものを返す保険証や貸与品は最終出社日までに整理します。
3
空白があれば自分で切り替える健康保険と年金の手続きが必要になります。

まず、日付を並べてみる

退職の手続きは複雑に見えますが、最初に決まる分かれ道はひとつだけです。

退職日の翌日に、次の会社に入るのかどうか。

ここで、やることが大きく変わります。

間が空かない場合は、保険や年金の手続きを新しい会社が進めてくれます。自分でやるのは、前の会社からもらった書類を提出することくらいです。

間が空く場合は、その期間だけ自分で手続きをすることになります。数日でも同じです。

まず、退職日と入社日を紙に書いてみてください。それだけで、自分がどちらなのかが分かります。


受け取る書類

会社から受け取るものがあります。もらい忘れると、あとで連絡する手間がかかります。

雇用保険に関する書類。 次の会社に提出します。入社時に求められることが多いものです。

源泉徴収票。 その年に受け取った給与と、引かれた税額が書かれています。次の会社での手続きに使います。

年金の番号が分かるもの。 会社が預かっている場合は返してもらいます。もともと自分で持っていることもあります。

離職票。 失業給付の手続きで使う書類です。すぐ次の会社に入る場合は使わないこともあります。

渡し方と時期は会社によって違います。 最終出社日に手渡しされるものもあれば、後日郵送されるものもあります。いつ届くのかを、退職前に聞いておいてください。


返却するもの

受け取るだけでなく、返すものもあります。

健康保険証、社員証、鍵、パソコンや携帯電話、制服。会社から借りているものは全部です。

健康保険証は、家族の分も返却対象になることがあります。 扶養に入れている家族がいる場合は、忘れないようにしてください。

最終出社日にまとめて返せるよう、前もって整理しておくと慌てません。


間が空く場合にやること

ここからが、空白期間がある人の話です。

会社を辞めると、それまで会社を通じて入っていた健康保険と年金から外れます。 その状態を放置することはできないので、自分で手続きをします。

健康保険には、いくつかの選択肢があります。 前の会社の保険を続ける方法、住んでいる自治体の国民健康保険に入る方法、家族の扶養に入る方法など。

どれを選べるか、費用がどうなるかは、人によって変わります。 収入や家族の状況で条件が違うためです。

年金も手続きが必要です。 手続き先は、住んでいる自治体の窓口か年金事務所になります。

そして、期限が決められている手続きがあります。 退職してから調べ始めると間に合わないことがあるので、退職前に流れだけでも把握しておいてください。


数日だから大丈夫、とは限りません

よくある勘違いです。

「1週間くらい空くけど、その間は何もしなくていいだろう」と考えてしまう人がいます。

でも、所属がない期間があれば、日数にかかわらず手続きの対象になります。 そして保険に入っていない状態で病院にかかると、費用の扱いが変わることがあります。

短いから不要とは限りません。空白があるなら、必ず確認してください。


住民税の扱いも聞いておく

見落としやすいのが住民税です。

会社員のあいだは給与から引かれていますが、退職すると納め方が変わることがあります。 退職する時期によっても扱いが違います。

これは会社の担当者に聞くのが早いです。「住民税はどうなりますか」と一言確認しておけば、あとで通知が来て驚くことがなくなります。


自己判断せず、窓口で確認する

この記事では、金額や日数を書いていません。

理由は、制度が変わることがあるのと、条件が人によって違うためです。ここで具体的な数字を出すと、それを信じて手続きを誤る可能性があります。

確認先ははっきりしています。

会社の手続きは、勤務先の担当者。健康保険と年金は、住んでいる自治体の窓口か年金事務所。失業給付は、ハローワーク。

どれも無料で相談できます。 分からないまま自己判断で進めるより、一度聞いたほうが確実で早いです。


退職後の連絡先を控えておく

最後にひとつ、実務的な話です。

退職したあとに、書類が届かない、内容が違う、といったことが起きることがあります。

そのときに困らないよう、退職前に問い合わせ先を控えておいてください。 人事の担当者の名前と連絡先です。

辞めたあとに元の職場へ連絡するのは、気が引けるものです。でも、事前に「何かあればここへ」と決めておけば、連絡しやすくなります。

手続きの流れで分からないことがあれば、こちらでもご相談を受けています。次の会社への提出物や、入社日までの段取りも含めて整理できます。

手続きの相談でよくあること

退職が決まってから、何をすればいいのか分からないという相談があります。多くは順番を知れば解決します。

よくある悩み 1何をもらえばいいか分からない

受け取る書類は決まっています。リストにして最終出社日に確認すれば漏れません。

よくある悩み 2保険が切れるのが不安

空白期間があると、その間の医療費が全額負担になる可能性があります。手続きの選択肢を知っておきましょう。

よくある悩み 3書類が届かない

退職後に郵送される書類もあります。いつ届くかを退職時に確認しておくと安心です。

転職Worksnavi編集部メモ:このブロックは、応募前相談でよく出る声をまとめたものです。数値ランキングではなく、状況を整理するための<b>定性データ</b>として扱っています。

手続きの流れ

退職前から始まります。順に進めれば漏れません。

STEP 1
空白の有無を確認退職日と入社日を並べる
STEP 2
受け取る物を確認書類のリストを作る
STEP 3
返す物を整理貸与品と保険証をまとめる
STEP 4
最終出社日受け渡しを済ませる
STEP 5
郵送物を待つ後日届く書類を確認する
STEP 6
切り替え手続き空白がある場合に行う
STEP 7
新しい会社へ提出指示された書類を出す

あなたの状況はどれですか

空白期間の有無で、やることが変わります。

近いものを選んでください

おすすめ
手続きはほぼ会社が進めます

間を空けずに入社する場合、健康保険と年金は新しい会社が手続きします。自分でやるのは、前の会社から受け取った書類を提出することが中心です。

  • 受け取る書類を確認する
  • 新しい会社の指示を確認する
  • 保険証は最終出社日に返す

退職時に受け取る主な書類

会社によって渡し方や時期が異なります。いつもらえるかを確認しておきましょう。

1
雇用保険被保険者証次の会社に提出します。入社時に必要になることが多い書類です。
2
源泉徴収票その年の給与と税額が書かれています。次の会社での年末調整に使います。
3
年金手帳や基礎年金番号が分かるもの会社が預かっている場合は返してもらいます。手元にあることもあります。
4
離職票失業給付の手続きで使います。すぐ次に入社する場合は不要なこともあります。

空白があるときに考えること

1

健康保険

前の会社の保険を続ける方法、国民健康保険に入る方法、家族の扶養に入る方法などがあります。条件と費用が違います。

2

年金

会社を離れると、自分で手続きが必要になります。手続き先は住んでいる自治体か年金事務所です。

3

税金

住民税の納め方が変わることがあります。会社の担当者に確認しておきましょう。

退職前に確認するワーク

最終出社日を過ぎると聞きにくくなります。前もって確認しておきます。

A

もらう物のリスト

何を、いつ、どうやって受け取るのか。郵送なら住所も確認します。

B

返す物のリスト

保険証、社員証、鍵、パソコン、制服など。返し忘れがないように。

C

聞いておくこと

書類が届く時期、担当者の連絡先、退職後の問い合わせ先。

手続きのワークシート

紙に書いて、最終出社日に持っていくと確実です。

1. 日付を並べる

例:退職日/入社日/間が空く日数
  • 空白の有無を確定させる
  • 1日でも空けば手続きが必要

2. 受け取る書類

例:源泉徴収票/雇用保険の書類/離職票
  • いつ渡されるか聞く
  • 郵送なら住所を伝える

3. 返却するもの

例:保険証/社員証/貸与品
  • 家族の分の保険証も忘れずに
  • 返却日を確認する

4. 確認先

例:会社の担当者/自治体の窓口/年金事務所
  • 連絡先を控えておく
  • 退職後も聞ける相手を確保する

ワークのゴール

最終出社日に、受け取る物と返す物が全部そろっている状態にすることです。

分からない項目は聞く

手続きは人によって条件が変わります。自己判断せず、窓口で確認するのが確実です。

手続きでよくある失敗

!
書類をもらい忘れる後から連絡すると手間がかかります。最終出社日にリストで確認しましょう。
!
保険の空白に気づかない1日でも所属がない期間があると手続きが必要です。数日だから大丈夫とは限りません。
!
期限のある手続きを逃す手続きには期限があるものがあります。退職前に流れを調べておきましょう。
!
自己判断で進める条件は人によって変わります。迷ったら窓口で確認するほうが確実です。

退職手続きチェックリスト

チェックを入れると、抜けが見えます。保存はされません。

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次にやること:退職日と入社日を並べる

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この記事の作成・確認体制

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転職Worksnavi 編集部

株式会社AsianWorksが運営する転職Worksnavi編集部が、内定後の支援の実務をもとに作成しています。手続きの要件や期限は制度の改定や個別の状況によって変わります。金額や日数は記載していません。実際の手続きにあたっては、勤務先の担当者、お住まいの自治体、年金事務所、ハローワークなどでご確認ください。

監修:株式会社AsianWorks/有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314327

公開日 2026-08-06/最終更新 2026-08-06

よくある質問

Q. 退職のときに必ず受け取る書類は何ですか?
雇用保険に関する書類、源泉徴収票、年金の番号が分かるものが基本です。失業給付を受ける場合は離職票も必要になります。会社によって渡し方や時期が異なるため、いつ受け取れるかを退職前に確認しておきましょう。
Q. 退職の翌日に入社する場合、自分で手続きは必要ですか?
間を空けずに入社する場合、健康保険と年金の手続きは新しい会社が進めることが一般的です。自分でやることは、前の会社から受け取った書類を提出することが中心になります。
Q. 数日だけ間が空く場合も手続きが必要ですか?
所属がない期間があれば、日数にかかわらず手続きが必要になります。短いから不要とは限りません。詳しい扱いは状況によって変わるため、自治体の窓口や年金事務所で確認してください。
Q. 健康保険にはどんな選択肢がありますか?
前の会社の保険を続ける方法、国民健康保険に加入する方法、家族の扶養に入る方法などがあります。条件や費用、手続きの期限がそれぞれ異なるため、退職前に調べて比べておくとよいでしょう。
Q. 離職票はいつ届きますか?
退職後に会社から郵送されることが一般的ですが、時期は会社によって異なります。すぐに次の会社へ入る場合は使わないこともあります。届く時期の目安は、退職時に担当者へ確認しておくと安心です。

手続きの流れも一緒に確認できます。

何を受け取り、何を返すのか。空白期間があるとどうなるのか。退職が決まった段階でご相談ください。