落ちた理由は合わなかったか伝わらなかったのどちらかです。
恋愛でも、別れた理由が必ずしもどちらかが悪いからとは限りません。優しい人でも、合わない相手はいます。同じように、選考に落ちたことは、あなたが人として劣っているという意味ではありません。
ただし、そこで終わらせると次も同じ結果になります。落ちる理由には、変えられないものと、直せるものがあります。この2つを分けることが、次に進むための作業です。
別れた理由は、どちらかが悪いからとは限らない
付き合っていた人と別れたとき、どちらかが悪かったのでしょうか。
そういう場合もあります。でも、多くはそうではありません。優しい人でも、合わない相手はいます。真面目な人でも、続かない関係はあります。
片方が劣っていたから終わったわけではない。
これは頭では分かっていても、別れた直後には思えないものです。自分に何か足りなかったのではないか、と考えてしまいます。
選考に落ちたときも、同じことが起きます。
選考は、人の価値を測る場ではありません
不採用の通知を受け取ると、自分が否定されたような気持ちになります。それが何度も続くと、自分には価値がないのではないかとまで思えてきます。
でも、選考で見られているのはあなたの人としての価値ではありません。その会社がいま探している経験と、あなたが持っているものが合うかどうかです。
会社には、埋めたい席があります。その席に必要なものが決まっています。そこに当てはまらなかったというだけで、あなたが劣っているという意味ではありません。
採用の人数も決まっています。 5人が応募して1人が受かるなら、4人は落ちます。その4人が全員ダメな人だということはあり得ません。
ただし、そこで終わらせない
ここからが大事な話です。
「相性の問題だから仕方ない」で終わらせると、次も同じ結果になります。
落ちる理由には、変えられないものと、直せるものがあります。全部を相性のせいにすると、直せる部分まで見えなくなります。それは自分を守っているようで、実は次のチャンスを減らしています。
だから、分けます。
変えられないもの、直せるもの
変えられないものは2つです。
ひとつは、求める経験と違ったこと。会社が探しているものが、たまたま自分の持っているものと違っただけです。これはどうにもなりません。
もうひとつは、他に条件の近い人がいたこと。比較の結果です。あなたの評価が低かったとは限りません。
この2つで落ちたなら、それは受け止めるしかありません。自分を責める材料にしないでください。
直せるものも2つあります。
ひとつは、持っているものが伝わっていないこと。経験はあるのに、書類や面接で伝わっていない場合があります。これは書き方と話し方の問題なので、変えられます。
もうひとつは、応募先の選び方がずれていること。求められていない場所に出し続けていれば、何をしても通りません。ここも変えられます。
落ちた会社を並べてみる
どちらなのかを見分ける方法があります。落ちた会社を並べて、共通点を探すのです。
まず、どこで落ちたかを数えてください。書類で何社、面接で何社。
書類で連続して落ちているなら、書類か応募先の選び方に原因がある可能性が高いです。どちらも直せる部分です。同じ書類を使い回していないか確認してください。
面接まで進んでいるなら、経歴そのものは評価されています。そこで決まらないなら、伝え方に何かがあります。これも直せます。
最終まで行って落ちているなら、能力面は認められています。ここから先は社内の事情や他の候補者との兼ね合いなど、自分では動かせない要素が大きくなります。ここで落ち込みすぎないでください。
落ち続けているなら、一度止まる
正直に書きます。落ち続けると、誰でも消耗します。
そして消耗した状態で応募を重ねると、書類も面接も本来の力が出ません。 自信のなさは、思っている以上に伝わります。結果として落ちる回数が増え、さらに消耗するという循環になります。
数を増やせば当たると考えたくなりますが、逆のことが起きます。
一度止まってください。数日でも構いません。そのあいだに、直せることを1つか2つだけ決めて手を入れる。それから、数を絞って再開する。
そのほうが早いことがあります。
できていることも数える
落ち込んでいるときは、できなかったことばかりが目に入ります。
でも、書類が通った会社があるなら、経歴は評価されています。面接まで行けたなら、伝わったものがあります。最終まで進んだなら、かなり近いところまで来ています。
そこは事実として数えてください。 慰めではなく、次に何を直すかを決めるための材料になります。
一人で振り返るのが難しいとき
落ち込みが強いと、冷静な振り返りはできません。自分を責める方向にしか考えが向かなくなります。
そういうときは、書類を見せてもらえれば、直せる点をお伝えできます。外から見ると分かることがあります。 そして、直せないことについては「それは仕方ない」とはっきり言えます。
落ち続けている状態でも構いません。むしろ、その状態のまま応募を重ねるより、一度誰かに見てもらったほうが、次の結果が変わります。
不採用が続く方からの相談
落ちた理由が分からないまま応募を続けて、自信をなくしてしまう方が多くいます。書類を見せてもらうと、直せる点が見つかることがあります。
選考結果の理由は基本的に開示されません。だから自分で仮説を立てるしかなくなります。
数が続くと誰でもこうなります。数を減らして質を上げるほうが結果的に早いことがあります。
選考は人の価値を測る場ではありません。ただ、そう感じてしまうこと自体は自然なことです。
落ちた理由を切り分ける流れ
感情のまま応募を続けても消耗します。一度止まって、分けてから再開しましょう。
どこで落ちていますか
落ちる段階によって、直すべきところが変わります。
近いものを選んでください
書類で落ちる場合、応募先とのずれか、書き方の問題であることが多くあります。どちらも変えられる部分です。同じ書類で複数社に出しているなら、そこから見直しましょう。
- 応募先ごとに書き分ける
- 経験を具体的に書く
- 応募条件と自分を照らす
落ちる理由は大きく4つ
この4つのうち、直せるものは2つです。分けて考えると手の打ちどころが見えます。
直せるところは3か所
書類の書き方
同じ書類を使い回していると、応募先とのつながりが見えません。応募先ごとに少し変えるだけで通過率が変わります。
面接での伝え方
話す内容を決めていないと、その場で言葉を探すことになります。準備するだけで印象が変わります。
応募先の選び方
自分の経験が求められている場所を探しているか。ここがずれていると、何をしても通りません。
共通点を探すワーク
落ちた会社を並べると、何かが見えることがあります。責めるためではなく、直すための作業です。
落ちた段階を数える
書類で何社、面接で何社。どこで止まっているかが分かります。
会社の共通点を見る
業界、規模、応募条件。似た会社ばかりに出していないか確認します。
自分の出し方を見る
同じ書類を使い回していないか。同じ話し方をしていないか。
切り分けのワークシート
落ち込んでいるときほど、書き出すと冷静になれます。
1. 応募した数と結果
- 数字で書く
- 段階ごとに分ける
2. 落ちた会社の共通点
- 業界や条件を見る
- 共通していれば印をつける
3. 直せそうなこと
- 自分で変えられることだけ
- 1つか2つに絞る
4. 直せないこと
- 変えられないものは手放す
- 自分を責める材料にしない
ワークのゴール
「自分がダメだから」ではなく、「ここを直せばいい」と言える状態にすることです。
落ち込みが強いと、冷静に振り返るのが難しくなります。無理に書かず、人に話すほうが早いこともあります。
落ちたあとにやりがちなこと
見直しチェックリスト
チェックを入れると、次に手を入れる場所が見えます。保存はされません。
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この記事の作成・確認体制
よくある質問
Q. 不採用の理由を教えてもらうことはできますか?
Q. 落ち続けるのは自分に能力がないからですか?
Q. 何社くらい落ちたら見直すべきですか?
Q. 落ち込んで応募する気力がありません
Q. 最終面接で落ちるのは何が原因ですか?
何を直せばいいか、一緒に探せます。
書類を見せてもらえれば、直せる点をお伝えできます。落ち続けている状態でも大丈夫です。